請求書発行システム ご利用マニュアル
この度は「請求書発行システム」をご利用いただき、誠にありがとうございます。このマニュアルでは、インボイス制度に完全対応した本ツールの使い方を分かりやすく解説します。
🎉 主な機能
- インボイス制度完全対応:税率ごとの税抜合計や消費税額を明記した、法要件を満たす請求書を作成できます。
- ほぼ全自動計算:単価と数量などを入力するだけで、税抜金額・消費税額・税込金額が各行で自動計算されます。
- ワンクリックPDF発行:ボタン一つでPDF形式の請求書を自動で作成・保存します。
- 顧客・品名マスタ自動更新:一度入力した取引先(住所含む)や品名は自動でマスタに登録され、次回からリストで選択できます。
- データ完全保存と復元:発行した請求書は全データが保存され、いつでも呼び出して修正・再発行が可能です。
- メール連携:定型文を編集すれば、Outlookでのメール送付もスムーズに行えます。
🚀 準備 (初回のみ)
1. セキュリティ設定の確認
⚠️ 最重要:本ツールを正しく使用するには、以下の2つのセキュリティ設定が必要です。
- ブロックの解除:ダウンロードした
.xlsmファイルを開く前に、ファイルを右クリック →「プロパティ」→「全般」タブの下部にある「ブロックの解除」にチェックを入れ、[OK]を押してください。
- マクロの有効化:ファイルを開いた際に表示される黄色いバーの「コンテンツの有効化」をクリックしてください。
これらの設定を行わないと、自動化機能は一切動作しません。
2. 「マスタ」シートの初期設定
最初に、マスタシートにあなたの会社の情報を設定します。
マスタシートを開きます。
- H1セルに、作成したPDFを保存したいフォルダの場所(パス)を入力します。
- H2セルに、あなたの会社の正式名称を入力します。
- (任意)A列(取引先)、E列(品名)に、よく使う項目をあらかじめ入力しておくと便利です。
✍️ 基本的な使い方 (新規請求書の作成)
1. 請求書情報の入力
請求書シートを開きます。
- F6セルに「会社名」、G7セルにあなたの登録番号(T+13桁)を入力します。同様にG11セルに「支払期日」を入力します。
- A2セル(A2とA3を結合したセル)に請求先の会社名を入力します。初回は直接入力しますが、次回からはリストで選択できます。
💡 A2セルで既存の会社名を選択すると、A3A4(住所)が自動で入力されます!
- 15行目以降の明細欄に、A列からF列まで(
日付、内容、数量、単価(税抜)など)を手で入力します。
- 軽減税率(8%)の対象品目がある場合は、その行の
軽減税率の列(C列)に※を入力します。
- G列からJ列(金額・税率など)は全て数式で自動計算されるため、入力は不要です。
2. 「発行」ボタンのクリック
- 入力が終わったら、青い「発行」ボタンをクリックします。
- VBAがPDF作成、データ保存、履歴記録を全自動で行います。
- 「続けてメールを作成しますか?」という確認後、フォームがクリアされ、次の請求書を入力できる状態になります。
🔧 応用的な使い方
1. 請求書の修正・再発行
請求書シートの「過去の請求書を復元」ボタンをクリックします。
- 表示されたダイアログに、修正したい請求書番号(例:
1002)を入力し、[OK]をクリックします。
- データがフォームに再現されたら、内容を修正して再度「発行」ボタンをクリックします。
- 「上書きしますか? / 新しい番号で発行しますか?」というメッセージが表示されます。上書き(はい)を選ぶと、同じ請求書番号のまま、データを最新の内容に更新して再発行します。
2. メール定型文の編集
メール定型文シートのB1セル(件名)とB2セル(本文)を編集することで、メールの内容を自由に変更できます。本文中の[宛名]や[自社名]はメール作成時に自動で置き換わります。
📂 各シートの役割
| シート名 | 主な役割 |
| 請求書 | 請求書を作成するためのメイン画面です。 |
| マスタ | 自社情報、取引先・品名リストを管理する設定シートです。 |
| 発行履歴 | 発行した請求書の簡易ログです。PDFへのリンクもここに記録されます。 |
| 発行データ | 発行した請求書の全明細を保存するデータベースです。復元機能がここを参照します。 |
| メール定型文 | Outlookで送付するメールの件名と本文を編集できるシートです。 |
❓ よくある質問 (FAQ)
- Q. ボタンを押しても何も起きません。
- A. ファイルを開く際のセキュリティ設定をご確認ください。①ファイルのプロパティで「ブロックの解除」を行い、②Excel上で「コンテンツの有効化」をする必要があります。
- Q. 請求書の数式が消えてしまいました。
- A. このツールの「発行」ボタンには、フォームをクリアして数式を再設定する機能が含まれています。手動でセルを削除するのではなく、ツールに備わっているボタンで操作することで、数式は保護されます。
⚠️ ご利用にあたっての注意・免責事項
必ずお読みください
- この請求書テンプレートは、作者が現在のインボイス制度を調査し、必要と思われる項目を反映して作成したものです。
- 主な目的は「VBAでここまで便利なツールが作れる」という体験を皆様に提供することにあります。
- 実際の事業で継続的にお使いになる場合は、必ずご自身の責任で、税理士等の専門家にご相談いただくか、貴社の要件と合致しているかをご確認の上、ご利用ください。
- このExcelファイルを使用したことによる、いかなる損害についても、作者は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
請求書発行システム マニュアル (インボイス制度対応版) Ver 2.0