Excelで今日の日付を自動入力!

Excel小技part3

Excelで今日の日付を自動入力!TODAY関数とショートカットキーの賢い使い分け

「あれ、この書類の日付、昨日更新し忘れてる…」「毎日手入力するの、地味に面倒だなあ」と感じたことはありませんか?Excelで今日の日付を賢く、そして楽に入力する方法をマスターしましょう。

この記事を読み終える頃には、自動で更新される日付と、入力した時点でピタッと固定される日付を自在に使い分けられるようになります。

プロさん

おやおや、初心者くん。何やら日付の入力でお困りのようですね。

初心者くん

プロさん!そうなんです!日報の作成日を毎日手で打ち直してるんですけど、うっかり忘れることが多くて…。何か自動で入力できる便利な方法はありませんか?

プロさん

大丈夫ですよ。Excelには、今日の日付を自動で表示してくれる便利な「TODAY関数」というものがあるのです。これを使えば更新忘れはなくなります。

初心者くん

TODAY関数!聞いたことあります!でも、ファイルを開くたびに日付が変わっちゃうと困る時もあるんです。請求書の発行日とか…。あっ、どうしよう、自動と固定、頭がごちゃごちゃになってきました!

プロさん

落ち着いてください、初心者くん。慌てる必要はありませんよ。「自動で更新したい場合」と「今日の日付で固定したい場合」、それぞれに最適な方法があるのです。その違いを一つずつ、丁寧に見ていきましょうね。

用途で選ぶ3つの「今日の日付」入力法

Excelでの日付入力は、主に以下の3つの方法を用途に応じて使い分けるのが正解です。

  • 常に最新の日付にしたい場合: TODAY関数
  • 時刻まで最新にしたい場合: NOW関数
  • 入力した日の日付で固定したい場合: ショートカットキー

【自動更新】日報や管理表に最適なTODAY関数とNOW関数

ファイルを開くたびに常に「今日」の日付であってほしい場合に使うのが、TODAY関数とNOW関数です。これらは「揮発性(きはつせい)関数」と呼ばれ、ブックで何らかの変更(再計算)があると自動で値が更新される性質を持っています。

  1. 日付を自動更新したいセルを選択します。
  2. 数式バーに =TODAY() と入力し、Enterキーを押します。
  3. これで、ファイルを開くたびに今日の日付に自動更新されます。
  4. 時刻まで表示したい場合は、代わりに =NOW() を使います。

関数サンプル:

今日の日付のみ(時刻は含まない):

=TODAY()

現在の日時まで表示:

=NOW()

【日付固定】請求書や契約書に必須のショートカットキー

一度入力したら、未来永劫その日付のままでいてほしい。そんな契約書の発行日やデータ作成日には、ショートカットキーを使いましょう。これは関数ではなく、ただの「値」として入力されるため、後から勝手に変わることはありません。

  1. 日付を固定したいセルを選択します。
  2. キーボードで Ctrl キーを押しながら ; (セミコロン) を押します。
  3. これで、入力したその日の日付が値として入力され、以降は変わりません。
  4. ちなみに Ctrl + : (コロン) で現在の時刻を固定入力できます。

初心者くん

Ctrl;!こっちは関数じゃないんですね!これなら請求書の日付に使っても安心です!でも、どっちが日付でどっちが時刻か、忘れちゃいそう…。

プロさん

ふふふ、覚え方がありますよ。「セミコロン(;)」はキーボードでコロン(:)の下にありますよね。「日付」は「時刻」より大きな時間の単位なので、より土台となる下にある方が日付、と覚えるのはどうでしょう。焦らず、一つずつ確実に身につけていけば大丈夫です。

知らないと怖い「シリアル値」と使い分けの重要性

Excelの豆知識:日付の正体は「シリアル値」
Excelは日付を「1900年1月1日」を「1」として、そこからの経過日数を示す連番(シリアル値)で管理しています。例えば「45388」は「2024年4月6日」を意味します。日付を入力したセルが突然数字になっても、セルの書式設定を「日付」に戻せば元通りになるので、慌てないでくださいね。

この仕組みの違いを理解しないと、「自動更新されるはずがされない」あるいは「固定したはずがいつの間にか未来の日付に変わっていた」という事故につながります。以下の表で、それぞれの特徴と最適な用途をしっかり確認しましょう。

機能 TODAY関数 NOW関数 ショートカット (Ctrl+;)
得られる値 今日の日付 現在の日時 入力した日の日付
更新タイミング 自動(揮発性) 自動(揮発性) 固定
時刻情報 なし あり なし
おすすめ用途 日報、進捗管理表 作業ログ、更新記録 請求書、契約書、記録データ

よくある失敗と解決策

日付入力で初心者がつまずきがちなポイントをまとめました。原因と対処法を知っておけば、もう慌てることはありません。

原因(こんなとき) 対処法 一言メモ
請求書の日付が、開くたびに変わってしまう。 TODAY関数ではなく、ショートカットキー Ctrl + ; で入力し直す。 「記録」として残す日付は、必ず値で固定しましょう。
日付を入れたら「45388」のような数字が表示された。 セルの書式設定を「標準」から「日付」に変更する。 これがシリアル値の正体です。慌てず表示形式を変えましょう。
TODAY関数を入れたのに「1900/1/0」と表示される。 セルの幅が狭すぎるのが原因です。列の幅を広げてください。 「#####」と表示される場合も同様に、列幅を広げれば解決します。
経過日数を計算したら、小数点以下の誤差が出る。 NOW関数は時刻情報(小数)を含むためです。=TODAY()-A1=INT(NOW())-A1 のように、日付だけで計算します。 日付の比較や計算では、時刻情報を含めないのが鉄則です。

まとめ:3つのポイントで日付入力をマスター

  • 常に最新にしたい日付には、自動更新される =TODAY() 関数を使いましょう。
  • 入力した日で固定したい日付には、値として入力される Ctrl + ; のショートカットキーが必須です。
  • 日付が数字(シリアル値)で表示されたら、慌てずにセルの書式設定を「日付」に変更するだけで解決します。

まずは明日、あなたが作る日報の作成日欄に =TODAY() と入力してみましょう。その小さな一歩が、日々の業務を大きく効率化してくれますよ。

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